井手学長だより2021.11.26 人類を不幸にする米国・民主党の建前

10月の米国・消費者物価指数は30年ぶりに6.2%と高い上昇を見せました。

一方で個人消費の伸び率は1.3%です。単純に計算して、暮らしは差額の5%分悪くなっています。

コロナ禍を乗り越えて米国経済はプラスに転じた!との報道は完全に嘘です。グロスが増えてもネットの生活は苦しくなっています。

そうなった最大の原因は米国が産油を止めて、パリ協定に参加したからです。

地球温暖化防止という建前のために原油価格が跳ね上がりました。結果、庶民の暮らしは苦しくなっています。小さなメガソーラーの利権に群がる小さな集団が、国家全体を苦しめています。環境運動家とは、そうした利権を推進する伝道師です。

私の高校の校歌の最後の一説に「天地万象みなわが師」とあります。

あらゆる事象で100%悪いものなどありません。必ず利点もあります。

地球温暖化は100%悪なんだ。その考えこそ、本質的に間違っています。とりわけ科学は価値からの自由が保証されていなければなりません。地球温暖化賛成!そう言えない空気そのものがダメなんです。

一昨日、Jリーグの23歳のブラジル人選手が亡くなりました。当初の報道ではワクチン接種が原因のようなことが書いてありましたが、同日中に「心不全によるものであり原因は調査中」と修正されました。

米国では子供にワクチン接種を強要しようとしています。私は狂った社会だと思います。日本のメディアもそれに同調して、国民を危険にさらそうとしているように見えます。

ちなみチームは湘南ベルマーレで、このチームは河野太郎氏が取締役会長を務めたことがあり、河野氏自身もサポーターを称しているくらい、同氏との関連性が深いチームです。

ベルマーレでは、ワクチン接種を熱心に勧めており、集団接種会場としてグラウンドを提供していたようです。それに河野氏が関与していたかどうかは分かりません。しかし、たまたま関連の深い人物がワクチン担当大臣をやっていたとは考えにくいです。

温暖化のことも、ワクチンのことも、根っこは同じように感じられてなりません。

聞こえだけはいい建前論でごく少数の階級だけが利得を得る一方で、大多数の人類が苦しめられている。その元凶の一つは米国・民主党だと私は感じています。

かつて、ハルノートで日本を窮地に追いやり、大空襲・原爆投下など日本人に対して残虐の限りを尽くしたのも米国・民主党政権(ルーズベルト・トゥルーマン)でした。その本質は昔も今も変わっていないように思います。

中国は悪で米国は善みたいな単純なステレオタイプ思考では世の中は理解できません。

日本以外は全部悪と考えることが現実的です。

原油を作れない、軍隊もない日本は米国・中国とバランスよく上手に接して利用しながら、日進月歩、徐々にポジションを強くしていくしかありません。

個々の日本人も、我々の先輩の世代がそうしてきたように、それぞれのポジションで、こつこつと努力と改善を積み重ねて行けば良いと思います。

私はとにかく投資法の精度を磨き上げて、皆さんに喜んでいただくことを目標にいつまでも努力し続けます。

2021年11月26日|政治:アメリカ