アメリカのインフレと利上げ、株高について


2022年3月15、16日にかけてFOMC(アメリカの中央銀行が行う会議)が行われ、インフレしているから利上げすると発表しました。

この発表を受け市場は好感し、NYダウ、NASDAQ、S&P500すべての指標が大きく上昇しました。

世に出ている記事によると、FRBの判断に好感を受けて株高となったとのことです。

そして利上げの背景にあるアメリカのインフレは、バイデン大統領がコロナ給付金のために大量にドルを刷ったことによるものだそうです。

元より、給付によるドル大量発行でインフレは懸念されていたが一時的なものだから大丈夫というスタンスだったが、あまりにもインフレが止まらないから金利を上げる決断に至ったとのことです。

そして市場はこの利上げが予想通りであったから上昇したという見方のようです。

...なにを言っているのでしょうか?

通常利上げは好景気過ぎて仕方がないから、景気を抑制するために行われるものですが、今回はそうではありません。

インフレの原因はこうです。

まず前提としてトランプ前大統領がアメリカでの産油を活発化させ、世界一の産油国となるまでに発展させました。

その後、見事素晴らしい政策とスピーチにより史上最多得票数を獲得したバイデン現大統領により産油はストップ。

さらにパイプラインは停止し原油価格は上がり続けることとなりました。

原油は現代社会におけるすべての基盤です。

発電に使われます。自動車やトラクターの動力源、プラスチックや化学繊維にも使われます。

原油の価格が上がると、必然的にありとあらゆる製品、そして食物の生産コストが上がります。

結果モノの価格が上がりインフレとなったのです。

現にアメリカのスーパーではイチゴ1パック2000円、エノキ700円、山芋700円となっています。

日本からすると考えられない価格ですね

今のアメリカ社会のインフレは好景気によるものでは決してありません。

全てバイデンの悪政によるものです。

さらに金利を上げることで、景気を抑えるとはどういった魂胆なのでしょうか?

予想通りの悪政だったから市場は好感して株高となったのでしょうか?

全く持って意味不明です。

コロナショック後の株高もそうですが、現代の株式市場は非常に複雑化されています。

実体経済などまったくもって反映していません。

日本における日銀の株式市場への介入も邪魔で仕方ありません。

国による干渉、規制を受けないとされる自由経済が崩壊しています。

我々ソラーレアカデミーはそんな巨大な組織の生み出す市場の波に上手に乗れる投資法を研究を重ねお教えしてきました。

それが使命であり、天命であると思い日々尽力しております。

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2022年03月22日|政治:アメリカ