井手学長だより2021.12.10 世界一の無責任男。「大統領は~気楽な稼業ときたもんだ~♪」

昨晩はバイデン主催で「民主主義サミット」とやらが開催されました。根回しも無しで急に100以上の国が集まっても、なにも決めることも出来るわけがない、要するにバイデンのパフォーマンスです。民主主義のリーダーのふりをして、なにも決めない「しょーもないイベント」です。

米中、米ロ会談を開催しても、なにも得ることなく、台湾は同盟国(日本)の問題として逃げ、ウクライナはNATOの問題として逃げて、要するに何もする気なし。年下の上司オバマとまったく同じスタイルです。北京五輪は「外交的」ボイコットでお茶を濁して「やってます」アピール。あのカーターでさえモスクワをボイコットしたのに、バイデンはまるでやる気なし。ウイグルのことなどどうでもいいのでしょう。

バイデンが中国から数千億円規模の賄賂を受け取っているとしたら、当然の行動でしょう。このためにトランプを追い落として「史上最多」の得票で大統領になったのがバイデンです。そして世界は彼らの期待通りに大混乱の時代に突入しています。

そんな状況のなかで、安倍総理が「台湾有事は日本有事、集団的自衛権の対象。」と発言しています。これは台湾へのリップサービスではなく、また中国に対する挑発でもなく、むしろ、バイデンに向けての牽制、催促のようなニュアンスだろうと思います。

相手がトランプやポンペオならば信用できるのですが、バイデンやブリンケンでは、本当に何もしない可能性があります。米国にとって台湾も、それ以上に日本も死活的に重要な友好国です。米国唯一無比の同盟国が日本であり、だからこそ米軍基地もあるわけですが、肝心の司令官がよりによってバイデンです。安倍総理が刺激しておかないと、岸田にはバイデンを動かす力はありません。

またバイデンはかつて「日本国憲法は我々が作ってやったもんだから、変える必要などない。トランプはそれを容認するような態度だが、とんでもないことだ。」と発言しています。

中国、北朝鮮が軍事的な圧力を増している状況のなかで、現行の憲法や法律では対処できなくなっているのは、世論調査で憲法改正賛成派が50%を超えていることでも分かります。ところが、バイデンはそれが分かっていない可能性がある。

ぎりぎりのところでバイデンが動かなければ、日本は大変なことになる。いまのバイデンの

言動を見ている限り、私もそう思います。バイデンが引き起こす混乱は株価にも表れています。

2021年12月10日|政治:アメリカ